追悼文3

 ◆守永 光代(おひさま文庫)

近藤さんは1997412日(土)、谷田公民館「のびのび文庫」、田島公民館「おひさま文庫」が同時オープンする前、森二葉さんと私を誘って、久喜図書館の廃棄本を貰いに車を出して運んでくださいました。そのあとも文庫世話人のための「絵本やおはなしの講座」に平田和代さん、千綿京子さんと一緒に講師を務めてくださり、大変お世話になり、思い出は尽きません。ボランティアをするうえでの心構えをたくさん学ばせてもらいました。本当にありがとうございました。
安らかにご永眠されますよう、心よりご冥福をお祈りしております。

◆山元 明美(二水会)

近藤さんに初めてお会いしたのは、おそらく40年ほど前の1983年。大学卒業後、埼玉県立浦和図書館子ども室担当となった年。すでに県立浦和図書館のおはなし会のボランティアとして活動されていた、まだ40代初めの近藤さんの元気な関西弁に圧倒されました。

それから何十年か後、私は県立久喜図書館の児童サービス担当となり、近藤さんには児童サービス研修会のストーリーテリングの講師として、県内の図書館員への指導を2002年から20年近くお願いしたほか、ボランティアの研修会などでもお世話になりました。図書館を退職して1年後、縁あってたまたま入った二水会で、近藤さんと再会してビックリしました。

印象に残っている近藤さんの言葉が2つあって、ひとつは「地域の子どもは地域で育てる」。もうひとつは「私たちは子どもの読書を応援するという少数派なんだから、仲良うせなあかん」。本当にそのとおり!近藤さんのスタンスが私たちに与えた影響は大きいと思います。

先生と呼ばれると「先生やないし」と言い、色々な会の立ち上げや活動に関わり、色々な所で雑用係と称し活動されていた。(まるで宮沢賢治?)

近藤さんは広い視野で子どもと子どもの読書を応援し、子どもたちをはじめ、ボランティア、語り手、図書館員をたくさん育ててくれた唯一無二の存在でした。

これからも私たちが仲良く楽しく活動していくことが、近藤さんが喜んでくださることだと思います。

◆吉田 優子(にこにこ文庫)

金沢から浦和へ来て、近藤さんに出会って34年。東浦和公民館で文庫を開くべく、仲間募集の講座を企画、近藤さんに講師をお願いして、にこにこ文庫が出来て31年。おはなし・絵本・わらべうた・素敵な方々との出会い。みんなみんな近藤さんがきっかけを作って下さって手にすることができた宝物です。たくさんのワクワクを本当にありがとうございました!     

◆吉田靖子(個人会員)

近藤さん、訃報に接して、人はいつかはと思っていたけれど、大きな穴が開いた気持ちです。結婚して初めての土地にきて、右も左も人付き合いのイロハもわからない時浦子連に入れていただいて、おかあさんのように思わせていただいていました。お人柄そのままのような姿とお声と、いまも目と耳に残っています。

数年前、浦子連のお話会でご一緒したのが最後になってしまいましたね。どうぞ、充子さんとご一緒に、あちらの世界でもおはなしと子供の本を楽しんでくださいね。

 ◆若林 美香子(個人会員)

近藤さんとの出会いは20年以上前、娘の小学校でのおはなし会でした。近藤さんはおはなしのボランティアで、私はお手伝いをする保護者の関係でした。
 数年後、図書館のおはなし講座を受講しました。「おはなしは無理だけど、絵本を読む役に立つのでは」と思いつつ、近藤さんが講師ということに心惹かれた記憶があります。講座終了後、受講生で「おはなしチュウチュウ」の会を作りました。近藤さんは生みの母となり、その後も支えていただきました。

 おはなしや絵本のことはもちろん、ボランティアとしてどうあるべきか、子どもとどう向き合うべきか、グループをどう運営していくか、教えていただいたことは数え切れません。その中にすべて人と人との繋がりがあり、誰に対しても公平であろうとされていた姿勢が胸に残っています。人の痛みに寄り添い、支える温かさがありました。ご自分の辛さや痛みに弱音を吐くことなく、耐える強さをお持ちでした。

近藤さんの大切にされていることの中心には、いつも「子ども」があり、「子ども」のために動く人はみんな仲間という大きな視点の下に多くの人が引き寄せられていた気がします。常に問題点を考え、やるべきことは何か、前に進もうとしている人には手を貸す、行動力に溢れた方でした。大人になって自分の生活が変わるほどの影響を与える人に巡り合えたことは、本当に幸せです。感謝の気持ちは言葉で伝えるのでなく、成長した姿を見せることで伝えたかったのに、間に合わなかった悔いが残ります。 最後に「大丈夫」と言われた優しい響きをお守りにしていきます。近藤さんの教えはこれからも、私たちの心の中で生き続けるのでどうぞ見守ってください。ご冥福をお祈りいたします

          2019.1.30 さいたま市立中央図書館「大人のためのおはなし会」
       京都府長岡京市の
「ささぶえの会」の方々が来京され、浦子連会員と親睦しました

 

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